庄原市議会 > 2014-06-30 >
06月30日-05号

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  1. 庄原市議会 2014-06-30
    06月30日-05号


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    平成26年  6月 定例会(第3回)        平成26年第3回庄原市議会定例会会議録(第5号)平成26年6月30日(月曜日) 午前10時00分 開会出席議員(20名)      1番 五島 誠      2番 政野 太      3番 吉方明美      4番 近藤久子      5番 徳永泰臣      6番 福山権二      7番 堀井秀昭      8番 坂本義明      9番 松浦 昇     10番 横路政之     11番 林 高正     12番 田中五郎     13番 岡村信吉     14番 赤木忠徳     15番 垣内秀孝     16番 竹内光義     17番 門脇俊照     18番 宇江田豊彦     19番 八谷文策     20番 谷口隆明---------------------------------------説明のため出席した者の職氏名     市長      木山耕三     副市長     矢吹有司     副市長     神宮祥司     いちばんづくり政策監                              米村公男     総務課長    大原直樹     企画課長    兼森博夫     財政課長    西田英司     管財課長    加藤 孝     自治定住課長  岡野 茂     情報政策課長  永江 誠     農業振興課長  平岡章吾     林業振興課長  森繁光晴     商工観光課長  寺元豊樹     市民生活課長  片山祐子     環境政策課長  津村正明     保健医療課長  森岡 浩     社会福祉課長  毛利久子     児童福祉課長  中原博明     建設課長    津川明文     農村整備課長  山本博行     都市整備課長  三浦義和     簡易水道課長  滝口博章     危機管理課長  武田敏昭     林業振興課主幹 山根啓荘     西城支所長   荒木卓夫     東城支所長   岩本光雄     口和支所長   山田耕司     高野支所長   岡村幸雄     比和支所長   石原敏彦     総領支所長   矢吹正直     高齢者福祉課高齢者福祉係長             六原善博     教育長     牧原明人     教育総務課長  山田明彦     教育指導課長  中重秋登     生涯学習課長  赤堀幹義     農業委員会事務局長             平岡章吾     水道課長    滝口博章---------------------------------------職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名     事務局長    前原伸一     議事調査係長  清水勇人     書記      俵 啓介---------------------------------------議事日程 日程第1 会議録署名議員の指名について 日程第2 議案第99号 平成26年度庄原市一般会計補正予算(第1号) 日程第3 議案第90号 庄原市教育委員会委員の任命の同意について 日程第4 議案第91号 人権擁護委員候補者の推薦に意見を求めることについて 日程第5 議案第92号 人権擁護委員候補者の推薦に意見を求めることについて 日程第6 議案第93号 人権擁護委員候補者の推薦に意見を求めることについて 日程第7 議案第94号 人権擁護委員候補者の推薦に意見を求めることについて 日程第8 議案第95号 人権擁護委員候補者の推薦に意見を求めることについて 日程第9 議選第1号 庄原市農業委員会委員の推薦について 日程第10 発議第6号 地方財政の充実・強化を求める意見書 日程第11 発議第7号 ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成の拡充を求める意見書 日程第12 発議第8号 教育予算の拡充を求める意見書 日程第13 発議第9号 政府における農業改革に関する意見書 日程第14 議員派遣について 日程第15 閉会中の継続審査について(各常任委員会所管事務調査)---------------------------------------本日の会議に付した事件 議事日程のとおり---------------------------------------                         午前10時00分 開議 ○竹内光義議長 これより平成26年第3回庄原市議会定例会を再開いたします。 ただいまの出席議員20名であります。よって直ちに本日の会議を開きます。 諸般報告については、配付をしております諸般報告書第2号のとおりです。また、本日の会議におきまして、写真撮影、録音、録画を許可しております。 これより日程に入ります。--------------------------------------- △日程第1 会議録署名議員の指名について ○竹内光義議長 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議規則第88条の規定により、議長において、6番、福山権二議員、7番、堀井秀昭議員をそれぞれ指名いたします。--------------------------------------- △日程第2 議案第99号 平成26年度庄原市一般会計補正予算(第1号) ○竹内光義議長 日程第2、議案第99号、平成26年度庄原市一般会計補正予算第1号を議題といたします。本案については既に説明が終わっておりますので、これより質疑を行います。質疑はありませんか。松浦昇議員。 ◆9番(松浦昇議員) 各ページにしたがって、お尋ねをいたします。第1は、11ページの減債基金。繰り上げ償還を3億2,000万するようになっています。長期債の繰上償還と説明をしてありますが、繰上償還による財源の効果は、金額にしてどれぐらいの金額になるかについてお尋ねをいたします。それから12ページ、繰越金が計上をしてありますが、このたびが約1億2,000万で2億6,800万になるようになっております。25年度の繰越金額の総額は幾らになっているのか。それから13ページ、高野の道の駅が工事費6,100万かけて、女性の便所が不足するということで建設をされるわけですが、これの概要について説明を求めます。それから15ページ、財産管理費で、15節の工事請負金が100万1,000円となっとるんですが、説明欄では15節工事請負費が13万6,000円になっとるんですが、この辺について説明を求めます。それから19ページ、斎場費。このたび428万6,000円の設計業務委託料が計上をされておりますが、これは庄原地域の斎場だと思うんですが、どういう構想が描かれているのか。これについて具体的に説明を求めます。以上について、お答えをいただきたいと思います。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○竹内光義議長 答弁。財政課長。 ◎西田英司財政課長 それでは、お答えをいたします。順次説明をしていきますが、まず財政課担当分についてお答えをさせていただきまして、次から、各担当課のほうでお答えをいたしたいというふうに思っております。まず11ページの減債基金の取り崩しによります財源効果というふうにおっしゃいましたけれども、これの考え方でございますけれども、これにつきましては説明を先般もいたしましたとおり、25年度の3月補正予算におきまして、減債基金のほうに3億2,000万円積み立てておりまして、このたびの補正で、この積み立てておりました減債基金のほうから取り崩して、繰上償還のほうに充てると、財源充当しとるというものでございます。これは一般財源でなくて、基金を取り崩しての繰上償還という形になっております。なお、財政的な効果ということで申し上げますと、実質公債費比率がございますけれども、こちらのほうの健全化につきましては、まだ推計段階ではございますけれども、各年度違いますが、0.2ポイントから0.3ポイントぐらいの実質公債費比率が健全化するという見込みでおるところでございます。続きまして、12、13ページの繰越金についてのご質問でございました。これにつきましては、平成25年度の一般会計の実質収支につきましては、7億7,715万7,000円の黒字でございます。このうち2分の1以上となります4億円を財政調整基金のほうに積み立てる予定でございます。そうしますと、差し引きで3億7,715万7,000円が繰越金の財源となりまして、当初予算で1億5,000万円、このたびの1億1,862万7,000円がございますので、差し引きますと、今後の補正財源といたしましては、1億853万円となるものでございます。15ページの財産管理費の15節工事請負費というところで、100万1,000円計上されておるということで、ごらんをいただけるかと思います。これの内訳につきましては、説明欄でございますが、01番の財産管理事業のほうの工事請負費が13万6,000円、02番の庁舎管理事業工事請負費が86万5,000円。これをあわせた額が100万1,000円となるものでございます。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○竹内光義議長 答弁。市民生活課長。 ◎片山祐子市民生活課長 19ページの斎場整備事業の補正でありますが、今回補正をお願いしている428万6,000円の内訳でございますが、老朽化の著しい現庄原市斎場につきまして、整備を予定しております。この内訳といたしまして、造成設計業務委託料が168万円、基本設計業務委託料260万6,000円の補正をお願いするものでございます。この整備につきましては、当初予算におきまして、それぞれ委託料についてご議決をいただいているわけでございますが、予算要求をさせていただいた時点では、今まで市民の方から構成をいたします斎場整備検討委員会において、いろいろご意見をいただいております。ご意見をいただく中で、施設の規模を想定して予算計上させていただいておりますが、現在策定中であります整備計画案におきまして、案の段階ではありますけども、市の内部で検討した結果、この規模を拡大するというふうに判断いたしました。そこで、今回の造成設計及び基本設計についての増額をお願いするものです。施設の構想について、具体的にというご質問でございますが、おおむね現在の庄原市の斎場を整備するに当たりましては、火葬炉を3基、また、それに伴いまして、待っていただく場所がありませんので、待合室を3室、またあわせて、式場ができる部屋の整備を予定しているところです。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○竹内光義議長 答弁。高野支所長。 ◎岡村幸雄高野支所長 23ページでございます。道の駅たかの管理運営事業でございます。道の駅たかのトイレ増設の概要でございますが、この道の駅たかののトイレの増設につきましては、特にゴールデンウイークとか、あるいは土日、また行楽シーズン等女性トイレを中心に混雑しているという実態がございました。こういった混雑の解消とあわせまして、道の駅利用者の利便性の向上を図るために、このたび補正で、トイレ増設棟をお願いするものでございます。この内訳といたしまして、このたび、まずトイレ棟増設工事といたしまして、事業費3,300万円でございます。この内訳は、男性用小便器が3基、そして個室が2基、女性用が個室8基と、こういう整備内容でございます。また、これに伴いまして、下水バイパス工事というものを処理能力の向上のために、新たに別ルートによって敷設するものでございます。これによりまして、下水バイパス工事が2,800万円。かかわります委託料等々ございまして、下水バイパス工事のほうが2,996万円。トイレ棟の増築のものが、管理委託料含めまして3,375万9,000円。合わせて6,371万9,000円ということでお願いするものでございます。 ○竹内光義議長 他にありませんか。松浦昇議員。 ◆9番(松浦昇議員) 23ページのトイレの件ですが、2回目の工事になるわけですが、心配するのは、また多くなって、またやりかえるというようなことにはならないような試算というんですか、ある程度の1年の流れの中で、正確な状況を判断されて、もうこれで道の駅たかのの便所は工事を二度としないということがここで約束できるのかどうか、この辺についてご答弁いただきたいと思います。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○竹内光義議長 答弁。高野支所長。 ◎岡村幸雄高野支所長 このたび整備いたしますものは、現状の道の駅たかの既設トイレのほぼ倍増でございます。これにつきましては、昨年度から、特に秋の行楽シーズン、また、ことしゴールデンウイークにつきましても、調査を国土交通省のご協力も伴いまして、調査をしてきたところでございます。それによって、現状の中では最大、特に女性トイレの場合は、30分近くというような状況も一部見受けられましたが、そういったことから、このたび、その待ち時間、そして基数等の数値を試算いたしまして、今回の整備基数を求めたところでございます。今後、尾道道全線開通が来春に控えておりますが、そういったところも勘案し、さらには24時間交通量、そういったところも勘案する中では、このトイレ部分につきましては、今回の整備のものでもって対応できると思っております。 ○竹内光義議長 宇江田豊彦議員。 ◆18番(宇江田豊彦議員) 4ページ、債務負担行為についてお伺いをいたします。超高速情報通信網整備事業に係る、債務負担の限度額を11億ふやすという形で変更がかけられております。説明によりますと、伝送路整備にあわせて機器の統一を図るため、同一の形で整備を進めるということで、今回提案がされとると思います。そこで、本市にとって、今後これが最大の金額を有する事業になるんじゃないかと思いますし、その事業で、こういう形で進めるということは大きな方針を確定されたということであろうと思います。その中で考えてみるのに、やはり金額が多くかかりますから、財政的にどのように軽減を図っていくかということが課題になるというふうに思っております。そこで、こういう統一した形での整備事業を進めようということを決められたんだと思いますが、財政的なメリットというのはどのように算定をされているのか。その辺についてもお伺いをしたいと思います。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○竹内光義議長 答弁。財政課長
    西田英司財政課長 この超高速情報通信網の整備につきましては、これまで議員全員協議会等でご説明をしてきたところでございます。今回の債務負担行為の変更につきましては、このたびこの整備に係ります通信事業者、施工に係る業者の選定作業を進めておりまして、そうした中で、当初におきましては、整備に係る補助金部分だけの債務負担行為をしておりましたけれども、その他の経費も合わせた全体経費の中で債務負担を変更させていただいて、通信事業者のほうの決定をしていきたいという形でお願いをしとるものでございます。ご質問の財政メリットというところでございますけれども、この全体事業費につきましては、これまでも説明をさせていただいておったかと思いますけれども、26年度におきましては、25年度補正によって、地域振興基金に積み立てました元気臨時交付金の財源を充てますとか、あとは、各年度の後年度の地域振興基金を取り崩す中で、整備をしていこうとするものでございます。残りの財源といたしましては、地方債となるわけでございますけれども、この地方債につきましても、公債費負担適正化計画の中で、計画的な発行に努めてまいりたいというふうに考えております。なお、この超高速情報通信網の整備に係ります長期総合計画、実施計画につきましては、現在、27年度までの計画となっておりまして、28年度以降は、事業費、またはその財源等につきましては、想定される中で、一番効率的な財源ということで、計画をしておるところでございます。 ○竹内光義議長 宇江田豊彦議員。 ◆18番(宇江田豊彦議員) 要するに、伝送路確立とともに、端末機器もあわせて、あるいは、そのほか工事に係る費用もということですから、これはある意味で言えば、選択をされた、選定をされた業者には非常に安心した形で事業が進められる財政運営の方法をとるということになるわけです。このことで私は、本市の財政的なメリットはどの程度効果として出てくるのか。予算上の流れからいえば、この金額そのものは変わっていません。ですから、その金額が少しでも削減をされるような方向にいくのかどうなのか。最終的には、この金額目いっぱいいくということにならないかもしれません、極端に言えば。だけどそういうことをめざして、債務負担行為の変更をかけられたんだというふうに私は理解しております。議会のほうも、この件については相当議論を進めてまいり、議会のほうが一定程度方向を示し、それに予算をつけていただいたという流れになってきていますから、このような重要な中身を決定するときには、もう少し議論が必要なんじゃないかなという思いもあって、質問をさせていただいております。重ねてお伺いしますが、財政的なメリットは、どのように効果が出るというふうに思っていらっしゃるのか。その辺をお伺いしたいと思います。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○竹内光義議長 答弁。情報政策課長。 ◎永江誠情報政策課長 財政的なメリットというご質問でございます。現在、業者のほうの選定の作業を進めております。今回、債務負担行為の補正で変更していただきますことによりまして、先ほど来説明しておりますが、伝送路の整備とあわせて、告知システムの整備に関する提案も事業者から受けられるということになります。あわせた提出を受けるということは、業者の側から見ても、提案がしやすくなるというふうに見ておりますので、その点、競争が発生するということを想定しておるところでございます。現在のところ、幸いなことに複数の事業者から手が挙がっておりますので、これから企画提案書の提案を受けることにしておりますけども、それがそこの中で、財政的には幾らかはメリットが出てくるんじゃなかろうかというふうには期待をしておるところです。 ○竹内光義議長 他にありませんか。垣内秀孝議員。 ◆15番(垣内秀孝議員) 3点ほどお聞きしたいと思います。最初は先ほど宇江田議員がございました超高速情報通信網の整備でございますけども、本件につきましては、インターネット部分については情報政策課がやり、超高速情報通信網の中での防災行政無線危機管理課でやるということから、所管課は多分2課に分かれておりますけども、予算を見た場合に、今回の補正の債務負担行為を見た場合には、補助金から今度は事業費に変わっていますよね。補正のやり方ですよ。債務負担行為は、補助金に関するものから、今度は経費に変わったわけですよね。そこが大きく変わったということは、私はやり方が変わったと思うんですよね、かなり。ということになれば、我々が3月まであれほど議論してきたのに、先ほど宇江田議員からもございましたけれども、もう少し内容を調査会としても聞かないと、変わったものが出てきて、予算で審議してくれよ、終わるよではないと私は思います。例えばですよ、当初予算では3億2,000万ばかり工事請負費ですよ。今度は経費では、恐らく補助金制度かもわかりません。どのような予算の執行をやるのか私はわからんと思いますよ。どういう理解をされて、こういうふうに今回変更になったのか。1点お聞きしたいと思います。それと、もう1点は、先ほどの斎場費でございますけども、斎場費も当初はかなり2,000万ばかり組んでありますけども、これは、用地費は発生しないということで、中身的にグレードアップしたのか。それによって設計費の額が上がるので、委託料400万ばかりアップしたのか。どうもそこがですね、検討委員会があるんだから、検討委員会が消えとるのかどうか。検討委員会が消えて内部でやってみて、このようなグレードがアップしたから、400万ばかりの設計費が出てくるのかどうか。追加になったという中身をお聞きしたいと思います。それからもう1点は、21ページでございますけども、農林水産業費の耕地費の基盤整備促進事業費が、説明がわかりませんでしたので、説明と同時に中身の説明2,000万ダウンしておりますけども、当初は3,000ばかりだったと思いますけども、ダウンしたのは何があったのか。ただ予算が要らなくなったではなしに、こういうことによって2,000万減ったということがないと、余りにも乱暴な予算の説明だと思いますのであって、中身をお聞きしたいと思います。以上です。 ○竹内光義議長 答弁。情報政策課長。 ◎永江誠情報政策課長 それでは最初に、先ほどもありました債務負担行為の補正の関係でございます。超高速情報通信網の整備に要する経費というふうに言い方は改めました。これは、もともとこれまでの説明の中で、総事業費として41億円を想定しておりました。その内訳として、26億円が伝送路の整備に関する事業者への補助金ですね。それから、あと15億残りますけども、そのうち10億が住民告知システムの整備に要する経費。それから、あと残りの5億が、住民告知端末を皆さんが使えるように、初期設定にかかる費用、初期費用として5億円というふうに見込んでおりまして、合計で41億でございます。この内容は変わっておりませんので、今回は補助金だけでなくて、告知に関する経費も含めるということで、表記の仕方を超高速情報通信網整備に要する経費というふうに改めさせていただいた。金額のほうは、先ほど言いました41億のうち、今年度の予算に既に計上をしております、ご議決をいただいております、これは住民告知システム整備に関する経費になりますけども、3億2,000万円の工事請負費の部分が26年度予算にも計上してありますので、その3億2,000万円を引いた残りですね、37億8,000万に限度額を変更させていただくというものでございまして、内容的には変わったものではないというふうにご理解いただきたいと思います。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○竹内光義議長 答弁。市民生活課長。 ◎片山祐子市民生活課長 斎場整備に係ります検討委員会での検討内容を参考にしながら、当初予算を計上させていただいておりますが、今回補正をお願いする主な要因といたしましては、検討委員会では式場を整備するというご意見をいただいた中で、式場の規模については検討委員会では家族葬を想定とした程度の面積でというご意見をいただいていたんですけども、それを参考に、市として、今後予定をしております整備計画の中では、家族葬よりも少し規模を拡大をして整備をしたほうがいいんではなかろうかと判断したために、今回補正を行うものです。また面積につきましては、施設も当然規模は拡大するんですが、それに伴いまして、駐車場でありますとか、拡大をいたしますので、造成面積が当初5,000平米を予定しておりましたが、3,000平米増の8,000平米を予定しております。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○竹内光義議長 答弁。農村整備課長。 ◎山本博行農村整備課長 基盤整備促進事業の2,000万の減額についての質問でございますけども、この事業は、当初平成22、23年度で、広島県が1,000トン以上のため池の緊急点検をしております。庄原市には現在約2,000カ所程度のため池がありますけれども、この点検によって、下流への影響度が1から3というランクで分けて、県が点検をしております。そのうち1,000トン以上の影響の大きいため池につきましては、広島県のほうがため池診断を行うということで、残りの500程度ですけども、これを1,000トン以上のため池、一番影響度の少ない3と、それから1,000トン未満で受益面積が2ヘクタール以上については、庄原市のほうがやるということで計画しておりました。これは国の補助金100%で、26年度から計画しておったところですけども、25年度の補正予算によりまして、前倒しで今回やるということで、2,000万の事業費が減額だということでございます。 ○竹内光義議長 垣内秀孝議員。 ◆15番(垣内秀孝議員) 最初の超高速情報通信網でございますけども、今の説明は、債務負担行為の変更になりましたけども、執行方法としては、請負もあるかもわからんし、補助金の制度もあるというふうに理解していいですか。それとも、もう今からやることは、全部委託料の中へ入っていくんだから、補助金で終わるのかどうか。枝が分かれるときには工事請負費もあるというふうに理解していいんですか。その点をお聞きしたいと思います。それと、斎場費につきましては、8,000平米ということは、用地費は確保しているというふうに、今回の補正では用地は出ませんでしたよね、先ほどの説明に関して。用地はもうあるんだということでいいんですかね。その点お聞きしたいと思います。 ○竹内光義議長 答弁。情報政策課長。 ◎永江誠情報政策課長 先ほどもご説明をいたしましたが、内容的には、現在のところ変更しているものではございませんので、このままと思っておりますが、これからですね、事業者からの企画提案書を受けてまいります。プロポーザルを実施してまいります。その内容によっては、補助金の金額が26億円から変動するという可能性もゼロではないと考えております。 ○竹内光義議長 答弁。市民生活課長。 ◎片山祐子市民生活課長 斎場整備の用地でございますけども、今年度では、今の計画によりますと、来年度、用地買収を予定しております。そこで、用地の取得についても、また予算計上等お願いしたいと考えております。 ○竹内光義議長 他にありませんか。田中五郎議員。 ◆12番(田中五郎議員) 高速情報通信網に関連して、3月でも集中的に質問させていただきましたが、その後、経過を踏まえる中で、改めて確認をさせていただきたいと思います。一つは、庄原市周辺すべての市町村が総務省の補助事業を受けながら、過疎債などを利用して、ケーブルテレビなり、あるいは地デジ対応、それから携帯無線対応をやっとるわけですが、なぜ庄原市だけが、総務省の補助事業は受けないということに突き進もうと、なおされておるのかと、これが1点目でございます。2点目は、それぞれの町が映像を駆使したまちづくりを標榜しとると思うわけでございますが、映像というのは、ケーブルテレビとか、地デジ対応とか、テレビ電話対応ということだと思いますが、それを放棄して、その整理がされようとしとる。かわる何かがあるのかどうか。やっぱり映像を駆使したまちづくりは、庄原市としては放棄すると、こういう姿勢なのかどうか、こういうのが2点目です。3点目は、業者選定がプロポーザル方式で行われておると、こういうことですが、今までの説明経過などからして、NTT以外にはあり得んと思われるわけですが、そこらのNTT以外にもあり得る、こういう条件があるのかどうかについてお尋ねいたします。以上3点でございます。 ○竹内光義議長 答弁。情報政策課長。 ◎永江誠情報政策課長 引き続き超高速情報通信網に関係しますご質問でございます。最初のですね、なぜ総務省の補助金を受けずに、庄原市だけは民設民営の方式をとったのかということでございますけども、これも今まで説明をしておりますとおり、将来的な負担を考えた場合に、最も民設民営が有利であろうという判断をしたものでございまして、これは現在も変わっておりません。それから、映像に関係するサービスをどうするのかというご質問でございます。現在、事業者からの提案をこれから受けるということにしておりますが、映像を含むかどうかも事業者のほうに提案をしてもらうことになります。内容によって、映像も含んだものの提案があるかもしれません。現在これを受けまして、今後プロポーザルで審査をしていくという予定にしております。それから、特定の事業者以外には考えられないというご意見でございましたけども、実際に現在、複数の事業者から手が挙がっておりますので、これから提案を受けるようにしております。以上です。 ○竹内光義議長 田中五郎議員。 ◆12番(田中五郎議員) 将来的な負担が随分心配のようでございますが、全国の市町村のほとんどが、国の補助事業を受けながら整備をしておるという実態が事実でございます。そして、近隣の奥出雲町などについては、一次整備をして、12年たって、また国の補助事業、起債を受けて再整備をしとる、こういうのも事実でございます。そして、国土強靭化計画、国の中で、バイパス線について、あるいは補助線について、総務省は補助金を組んでおります。これは明らかに再整備を認めると、こういう政策が展開されとるわけでございまして、30年先にかかる経費をですよ、今から想定して、事業の将来負担を心配するというようなことは、少なくとも、国なり県なり市町村の施策の中では考えられないと思うんですよ。学校制度にしても、40年で鉄筋コンクリートの建物を全部再び補助金をもらい、起債を起こしてやっとるじゃございませんか。そんなことからして、一たん整備したものは、再度、補助事業はない、あるいは起債を認められないというようなことはあり得んと思うんですが、そこの点についての見解をお尋ねしたいと思います。次は、映像提案があるかもしれない、こういうことでございますが、今までの説明は何だったのか。通信事業者と放送事業者は明らかに違います。2社を入れて、この高速通信網を整備するということはあり得んと思うわけですが、放送事業者と通信事業者、両者を入れての整備を可能と思われておるのかどうか。2点についてお尋ねいたします。 ○竹内光義議長 答弁。情報政策課長。 ◎永江誠情報政策課長 最初の将来の負担に関係することでございますけども、現時点で、将来再整備に補助が確実に出るというのが確定したものではございませんし、現に、近隣では機器の更新に頭を悩ませておられるところもございますので、そこらから判断して、民設民営方式というのをとったものでございます。それから、もう1点、映像の事業者と通信の事業者、両方を採用するのかということでございますけども、複数の事業者から手が挙がっておりますが、採用するのは1社ということで、通信事業者がとれば通信事業者だけと。両方合わせて採用するということは考えておりません。 ○竹内光義議長 田中五郎議員。 ◆12番(田中五郎議員) 前段の将来負担の心配でございますが、全然将来負担を心配されずに、再整備を奥出雲なんかはしとるじゃございませんか。それに準じて、周りの再整備を要する市町村も、それに準じた仕組みで取り組もうと検討しとりますよ。ですから、一たん整備したものが補助対象になるかならんかわからんと、こういう説明では納得できんわけですよ。少なくとも行政マンが答弁することではないと思うんですよ。今までがずっとそうでございましたし、今も現実にそういう事態が進んでおる、こういうことでございます。それから、通信事業免許と放送事業免許を同時に持った業者はいるのですか。いないはずですよ。いないから、総務省の補助事業を受けながら、市町村が整備して、指定管理なり何なりに出していると、直営でやっているというのが全国の実態ですよ。ですから、どちらもあるかもわからんいうのは、あり得んじゃないですか。あるとすればその理由をご説明いただきたいと思います。 ○竹内光義議長 答弁。情報政策課長。 ◎永江誠情報政策課長 民設民営方式と公設民営方式と、議論が分かれているように思えますけども、我々はあくまでも、将来的な負担金を考えた場合に、現時点では確定していないものを当てにしてするべきではないという判断でございますから、ご理解をいただきたいと思います。それから、通信と映像放送の事業者ですね、実際に放送事業者で通信網のほうも整備されている事例もございますので、必ずしもできないということはございません。 ○竹内光義議長 他にありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○竹内光義議長 なしと認め、質疑を終結いたします。 お諮りします。本案は委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○竹内光義議長 ご異議なしと認めます。よって委員会付託を省略することに決定をいたしました。 本案について、八谷文策議員ほか5名から、議案第99号、庄原市一般会計補正予算第1号に対する修正案が提出をされております。ただいまから配付をいたしますので、暫時休憩をいたします。                         午前10時40分 休憩---------------------------------------                         午前10時42分 再開 ○竹内光義議長 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。 この際、提出者の説明を求めます。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○竹内光義議長 八谷文策議員。     〔19番 八谷文策議員 登壇〕 ◆19番(八谷文策議員) 提案第99号、平成26年度庄原市一般会計補正予算第1号に対しまして、5名の議員とともに、修正案を提出いたしましたので、提案理由と修正案を申し上げます。全議員のご賛同をいただきたいと思います。修正の概要でありますが、当該補正予算案より、新産業創出事業に関するものを削除しようとするものであります。先に、提案理由を申し上げます。その後、修正案を説明させていただきます。市長は、市民から直接選ばれ、市民と相談して予算をつくり、議会に提案されました。議会も当然、市民から選ばれているのですから、市民の意見を聞きながら、市長が提案した予算案を審議し、本当に市民の利益になるかを判断して、可決、否決、修正します。これが、自治体の二元代表制です。今回提案の新産業創出事業500万1,000円の予算は、リフレッシュハウス東城に設置されているジュオンの倒産により運転を休止しているスイス、シュミット社製乾燥チップボイラーをペレットボイラーに改造し、庄原さとやまペレット社製のペレットを燃料として再稼働しようとするものであります。現状の灯油ボイラーでお湯を沸かしていることでの不具合があるものでもなく、ペレット仕様に改造するという結論を急がず、少し時間をかけてでも、本当の市民の利益になる、市民が納得できる方針を出すべきです。以下、市長の提案の問題点を指摘いたします。乾燥チップが入手困難であるとの説明であったが、岡山県真庭森林組合より安価で安定的に購入できることがわかりました。単価は運賃別で12.5円、キロ当たりです。真庭市の庁舎の冷暖房もシュミット社のチップボイラーを使用しています。庄原市内のチップ製造業者でも、乾燥チップを製造、販売していることが判明。納入先は広島市内にあるマツダ系事業所。単価は恐らくキロ当たり20円以下と思われます。この会社も安定的に供給できる体制はあります。現在、東城の木の駅プロジェクトが立ち上がり、地元産の材が集まる体制が整いつつあります。将来的には、市内各所に木の駅を立ち上げ、自伐林家を養成する計画です。来年度からは本格的に材が集まってきますので、庄原工業団地に放置されている移動式チッパーを木の駅に設置し、地元産材の乾燥チップを製造し、リフレッシュハウス東城のボイラーに使用することで経済循環が加速すると考えます。経済面から考えてみると、現在の灯油ボイラーでは、年間灯油消費額はおよそ1,530万円。近年は高騰傾向にあります。仮にペレットボイラー仕様に改造した場合、改造費等が約500万円。燃料費として、ペレット、単価キロ当たり45円、300トンを年間使ったとして、1,350万円となります。灯油よりも180万円減となります。次に、このまま乾燥チップ仕様で稼働した場合、乾燥チップの購入費を14.5円から20円キロ当たりとして試算すると、年間消費量520トンで、750万円から1,000万円となります。単純比較ですが、灯油よりも750万円から500万円減となります。経費面から考えても乾燥チップが一番有利なことは明らかです。木の駅プロジェクトを東城地域で立ち上げた意義も考えるなら、ここは一たん立ちどまるべきと考えます。よって、安易にチップボイラーを改造し、ペレットボイラーとする必要性は認められません。以上、提案理由の説明といたします。それでは、修正案を説明いたします。1ページをお開きください。議案第99号、平成26年度庄原市一般会計補正予算第1号の一部を次のように修正する。第1条第1項中、3億2,628万8,000円を3億2,128万7,000円に、308億8,815万1,000円を308億8,315万円に改める。第1表、歳入歳出予算補正の一部を別紙のように改めるというものでございます。便宜上、歳出から説明いたします。3ページをお開きください。6款農林水産業費でございます。3項林業費、補正額1,881万9,000円を500万1,000円減額し、1,381万8,000円とし、計を5億1,761万5,000円とするものでございます。この減額については、21ページをお開きください。2目林業振興費のうち、新産業創出事業を全額削除することによるものでございます。次に、歳入について説明いたします。2ページをお開きください。19款繰越金、1項繰越金、補正額1億1,862万7,000円を500万1,000円減額し、1億1,362万6,000円とし、計を2億6,362万6,000円とするものでございます。この減額については、12ページをお開きください。19款1項1目繰越金、説明欄01前年度繰越金を減額するものでございます。以上、提案理由と修正案を申し上げましたが、全議員の一致したご賛同をお願いいたします。以上で終わります。 ○竹内光義議長 議案第99号、修正案について、これより質疑を行います。質疑はありませんか。赤木忠徳議員。 ◆14番(赤木忠徳議員) 提案理由についてお伺いしたいと思います。庄原市内のチップ業者で、乾燥チップを製造、販売している会社があると言われました。我々が入手しているところでは、マツダへ納入している業者は、生チップであって、乾燥チップではないと明確に回答を受けております。それは、皆さんの資料、きょうは言われませんでしたが、含水率30%と言っていますけども、生チップであって、50%であるということで回答を得ておりますが、それについて、どのようにお考えでしょうか。それと、地元でものをつくるということでございますが、計算の中に人件費が入っておりません。当然、乾燥するためには人件費も要ります。それとチッパーは庄原さとやまペレットのチッパーを使う予定であろうと思われますが、このチッパーは庄原市のものではございません。純然たる株式会社の所有のものを自由に持っていくということはできない。それと、乾燥させるために井げたにするということでございますが、当然その井げたに積み上げる機械も要りますし、置く場所、それから屋根つきの小屋も要ります。そういう費用も全く計算されていないと思われますが、それについて説明をお願いします。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○竹内光義議長 答弁。八谷文策議員。 ◆19番(八谷文策議員) 私が調べましたところ、30%以下のものであるというふうに確約をいただいております。またさらに、ただいまジュオンが持っている工場にあるわけで、あれはさとやまペレットが持っている機械ではありません。それを使おうということでございますけども、これが最終的に、このたび、あの工場の機械をすべて使うことはもう断念したという答えをもらったところから、私たちは特にそのことも考えました。そのようにしてやったわけで、できたものが20円以下でありますよということで、つくるほうのことは、どんどん、そのことを考えていくべきではなく、そういうものがあるという提案をしているわけです。どうぞその点を考えまして、少しでもゆっくりと考え直していただきたいという提案をしております。 ○竹内光義議長 八谷議員、人件費のことを答弁。 ◆19番(八谷文策議員) 人件費等を含めて、20円以下でできますよという答えをいただいているということを申し上げております。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○竹内光義議長 赤木忠徳議員。 ◆14番(赤木忠徳議員) 今、30%の含水率のものができるという回答を得たということでございますが、これは、納入先のところから見まして、乾燥チップをつくっていない、50%以下のものはできないということで回答を得ておりますので、その点は、我々は直接業者から聞いているということでございます。それと、やはり確定のしないものを、チッパーをジュオンのものということでございますけども、これについては庄原市のものではございませんので、その点は、やはり今後の問題として、大きな投資が必要であるということであろうと思いますので、その点は、我々からすると、ジュオンの機械を購入しようとされておるんですか。 ○竹内光義議長 答弁。八谷文策議員。 ◆19番(八谷文策議員) まず、できるできないにつきましては、入手先は多分同じだと思いますけども、答えが違っているという点につきましては、私のほうから指摘したいぐらいで、質問者は、なぜそのようなことを言うのかということのほうが、私は質問してみたいぐらいなことでございます。また、機械につきましては、確実にもうギブアップした会社ということで、これは一応そのようになるであろうという気持ちでおりますけども、人のものであることには確かに間違いございません。 ○竹内光義議長 他にありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○竹内光義議長 なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。討論の順序について、あらかじめ申し上げておきます。最初に、原案賛成者。次に、原案及び修正案の両方の反対者。次に、原案賛成者。最後に、修正案賛成者の順で討論を行います。わかりましたか。もう1回言います。最初に、原案賛成者。次に、原案及び修正案両方の反対者。次に、原案賛成者。最後に、修正案賛成者の順で討論を行います。それではまず、原案に賛成の討論を許します。堀井秀昭議員。     〔7番 堀井秀昭議員 登壇〕 ◆7番(堀井秀昭議員) 原案に賛成という立場で討論を行いたいというように思います。当然、原案に賛成するということは、修正案に反対という立場だというふうに、ご理解をいただきたいと思いますが、ただいまの提案理由の説明で、市民に配布をされました会派の会報から提案理由の説明がなされましたので、このものも引用しながら、原案に賛成の立場での討論をいたしたいと思います。まず、リフレッシュハウス東城にある木質系の燃料を使うボイラーにつきましては、早急に取得すべきだということは、議会のほうも一致した意見でございます。先に取得価格であります予算も決定をして、執行者はボイラーの取得に努力をされてきて、やっと取得ができたということで、できるだけ早く稼動をさせたいという思いというのは、十分に理解ができるところであろうかと思います。先ほどの質問内容に、提案者との相違がかなり見られたようでございますけども、真庭地域での乾燥チップの製造単価は、運賃を加えなければならない。私の予想なり情報ですけども、恐らく運賃を加えれば、キログラム当たり35円は下らないだろうというふうに思っておるところです。それから私も長年、木材業としてやってまいりましたので、木材チップ生産業者の事情、状況というのは、よく承知をしておりますけども、生原木を買い入れてチップに生産をしている業者、乾燥施設を持っておる業者は、庄原市内には、恐らくない。ないと思います。乾燥材になるまで待って、チップ化している業者もないでしょう。そうすると、乾燥チップを製造販売している業者はないというのが現実、正しいのではないかというように理解をするところです。さとやまペレットという会社は、庄原市が50%以上の出資をし、庄原バイオマスタウン構想の中で、化石燃料からの脱却をめざし、木質系燃料の使用を促進しながら、環境対策への対応もまた加えて、広い山林を持つ庄原市の林業経営を考えていく上で、有効な施策であるということで推進がされてまいりました。先般の答弁等によりますと、1000トン以上の能力があるこのペレット工場は、現在500トン程度の生産量にとどまっている。さまざまな理由があるとは思いますけども、なかなか経営的に現状維持がやっとという状況だというように聞いております。ただ、現状の体制で1,000トンへ生産を拡大できる余裕はあるというお話も、執行者のほうからございました。当然、製造量がふえれば、製造単価は下げていけるでしょう。まして、余裕が生まれれば、悪評が出ているペレットの品質の改善に取り組むということも可能だというように、そういった取り組みをされていくんではないかというように思います。地域の事業体なり、共同体から出資を仰ぎながら、庄原市が指導して、ペレット工場を設置したことは周知の事実だろうというように考えますと、ペレットの製造を、会社の安定的な経営を市としては当然考えていかなければならない。それもまた事実だろうというように思います。現在、他県あるいは他地域から購入する以外に、また新たに施設を整備して、乾燥チップを製造する以外に、現状として直ちに入手できる乾燥チップがない以上、広く考えれば、ペレット工場の経営状態も加味すれば、市長として、当然ペレット燃料を使うボイラーとして改造して、できるだけ速やかにボイラーを稼働させたいという考え方は至極当然だというように私は思います。提案をされております資料にあります数字は、あくまでも予想の範囲というふうに理解をいたしますし、数字を上げて修正案の提案ということになりますと、それなりに責任を持った数字でなければならないということから考えれば、余り確定的なものではないという判断をするところです。よって、稼働を見合わせて、しばらく、市民が納得できる方針を考えようという提案理由の説明でございますけども、さまざまな要件を考慮すると、私は、ペレットを利用して、直ちにボイラーを稼動し、化石燃料の消費を削減して、燃料費の削減をめざすべきだというように思います。余談ですが、情報によりますと、化石燃料であるガソリンは、恐らく200円台まで上昇する可能性は十分にあるというような経済誌の情報もございます。バイオマスタウン構想をしっかり進めていくためにも、原案に賛成をして、速やかな稼動をめざされることに、皆様方のご賛同をお願いして、原案に賛成の立場での討論といたします。終わります。 ○竹内光義議長 次に、原案及び修正案ともに反対の討論を許します。ありませんか。次に、原案に賛成の討論を許します。門脇俊照議員。     〔17番 門脇俊照議員 登壇〕 ◆17番(門脇俊照議員) 私はこのたびの原案に賛成の立場で討論をさせていただきます。もともとの、この件、庄原市の84%、5%の山林、非常に荒廃している。何とかしたいということで、間伐材が使えないもんだろうか。また、そこにあるような木々を拾って、どうにかならないもんだろうか。そういう強い思いがある中で、木質を使用しながら、これを進めていこう。加えて、その当時は、イラン・イラク戦争により、燃料の高騰、ここまでいくかもわからない。化石燃料を使うのはやめよう。また京都議定書の中から、CO2の削減等々強い思いの中で、このジュオン問題を発した東城リフレッシュハウスにあるボイラーも紆余曲折ありましたけど、今日になって、やっと庄原市が購入し使おうということできております。私は、大きく二つの思いの中から、今回賛成に手を挙げるわけですけど、一つには、リフレッシュハウスにボイラーが設置してある。使用許可、OKが出たんだったら、直ちに1日も早く稼働してほしい。化石燃料を使わないように、CO2を削減するのに貢献していただきたい。もう一つ大きなことには、本市は、既に三セクによるペレット工場が稼働している。新たにチップをつくるということになると、またこれも何がしかの会社をつくるのか、人件費を加えて、チップをつくるのか。そういう話まで事細かく、今回提案されればよかったんですけど、まだそこまではいっていないようなので、これは致し方ないとしましても、そういう一連の中で、ペレット会社のほうも、本庁の冷暖房に60トン、庄原日赤病院のほうには、冷暖房として年間120トン納めておられます。そういう中で、今回、東城が稼動すると300トン。本当にチップがいいのか、ペレットがいいのかというのは、本庁のボイラーをつけるときに、ここまで物議をかもしませんでした。当然私も、チップのほうが格安で、また、便利はいいと思います。しかし、ペレット工場をもうつくって、そこが稼働しているということになると、話が若干違ってきます。あるものは使わなくて、物事何でもそうですけど、今の時代、パソコンにしても、テレビにしても、1年経ったときのものというのは、進化します。その進む中で、やはり私たちはつくったものは、ちゃんと動かしていかなくてはならない。もし、ここでペレット会社のほうがなかったらという話になりますけど、あるのですから、しっかり稼働していただきたい。営業のほうも安定していただきたいという思いがあります。できることなら執行者のほうにお願いしたいのは、今回、リフレッシュハウス東城のほうで、ペレットを年間300トン使用します。ペレット会社のほうは、当然、よしこれで何とかなるとは言われたんですけど、提示された金は、キロ45円でした。当然、営業活動もPRも何にもしなくても、年間300トン、1,350万使います。普通だったら、執行者の皆さん、こんだけ使うんだったらもっと安くしてくださいよと値段交渉ぐらいされて、我々に提示していただいてもよかったかもわからん。キロ45円のものが40円になり、またひょっとしたらもっと安くなるかもしれない。そういう努力をした後で提案されれば、皆さん方が反対するようなことはほとんどなかったかと思います。それともう一つ、今回の提案者の皆さん方にお願いしたい。もともと庄原市の山林をどうにかするというんで始まったこの事業です。よそから、幾ら安いからそこを買おう、これはありですか。荒廃する山を何とかしようやという思いの中でここまで来とりますので、私は、今回の原案には賛成し、修正案には反対いたします。皆さん方のご賛同をいただきたいと思います。 ○竹内光義議長 次に、修正案に賛成の討論を許します。五島誠議員。     〔1番 五島誠議員 登壇〕 ◆1番(五島誠議員) 1番、五島でございます。私は、この修正案に賛成の立場で、討論させていただきたいと思います。私は、まず一番皆様方に訴えたいのは、この議案、このリフレッシュハウス東城に設置されているチップボイラーをペレット仕様にかえるというこの議案、これだけではなくて、もっと総合的に、この庄原市の林業施策、あるいは木質バイオマス、そういったことについて、まず、もっともっと考えていただきたいというふうに考えております。その中で、現在、この6月議会で、これを認めないという立場でございます。理由としては2つございます。まず1点目には、今現在、この庄原市のバイオマス行政について、大変大きな局面を迎えていることは皆様もご承知のことだと思います。先般新聞報道でもありましたけれども、事業継承されようとしている会社、こちらが事業継承を断念された。では、あの残された工場、あるいは機械について、どうやっていくのか。そういったものも含めて、今現在、安易にこの東城のリフレッシュハウスの件だけではなくて、もっともっと総合的に判断するべきではないか。これが一つです。そしてもう一つには、八谷議員よりも提案ございましたとおり、執行者の説明の中で、いまだあいまいな点も多く、また、一般質問3名の議員がされた中で、どうも乾燥チップの入手の件、市内の林地残材あるいは市内の材を使うといった件、そして費用対効果、そういった面で、まだまだ議論する余地があるのではないか。ですので私たちは、ペレットが絶対だめだというようなことで、この提案を出しているわけではございません。もう少し時間をかけてでも、結論ありきではなく、結論を急がず、しっかりと市民の皆様の利益になる、そういった方法をみんなで考えていこうじゃないかというところで、今回は一たん立ちどまろうといった提案でございます。議員の皆様方のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○竹内光義議長 他に討論はありませんか。まず、原案に賛成の討論を許します。原案及び修正案ともに反対の討論を許します。原案に賛成の討論を許します。それでは、修正案に賛成の討論を許します。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○竹内光義議長 徳永泰臣議員。     〔5番 徳永泰臣議員 登壇〕 ◆5番(徳永泰臣議員) 5番、徳永でございます。私は今修正案に賛成の立場で討論をさせていただきたいと思います。今回のリフレッシュハウス東城のチップボイラーの活用問題についてでございますが、私の考えは、先日の定例会、一般質問の中で述べてきましたので、多くは申し上げませんが、今年度から、本当にいいタイミングで、木の駅プロジェクトも東城から始まり、その木の駅で集まった木材を有効活用ができる、こうしたことができようとしている中で、あえてさとやまペレットまで運んで、エネルギーを使ってペレットにして、また東城に持って行くということが、本当に一番効率的で、庄原市の将来に向けた最善の策なのか。そして、なぜ今なのか。ほんとに今急いでやらなければならないことなのか。今回の提案に対して、私は全否定しているものではございません。少し立ちどまって、庄原市の将来を見据えた中で、本当に市民の利益になる、市民が納得できる方針を出すべきです。どうか全議員の賛同をお願いいたしまして、賛成討論とさせていただきます。 ○竹内光義議長 他にありませんか。次に、修正案に賛成の討論を許します。林高正議員。     〔11番 林高正議員 登壇〕 ◆11番(林高正議員) 11番、林高正でございます。提案理由にあったように、ペレット仕様に改造するという結論を急がず、少し時間をかけてでも、本当の市民の利益になる、市民が納得できる方針を出すべきとの立場で、賛成討論をいたします。6月2日に林業振興課より提案されたリフレッシュハウス東城のチップボイラー活用についての説明資料を改めて読ませていただくと、今回の最大の争点である、燃料となる質量基準含水率33%以下の乾燥チップ入手について、資料の中の乾燥チップの入手、④には、したがって、含水率基準に適合した乾燥チップの入手は、みずからまたは事業者に委託し、乾燥設備を新たに導入して生産する以外にないと判断されると明確な記述があります。そして、ただし書きに、乾燥設備の導入経費は、4,500万円から5,000万円、人件費を除くとあります。さらに、乾燥チップの購入経費についても、キロ25円以下が条件と書かれており、その根拠は、ジュオンから購入していた額がキロ31円であったことから試算したとなっております。今回修正案を提案したメンバーは、乾燥チップの入手が困難と言うが、なぜそんな特異なボイラーを設置したのか。まずは、乾燥チップの存在を確認する作業に入りました。設置した巴商会に問い合わせると、岡山県の真庭市の庁舎に、東城に設置されているシュミット社製のボイラーと同様の乾燥チップボイラーが稼働しているとの回答をいただき、すぐに真庭市に向かいました。そして、年間300トンの自然乾燥による乾燥チップが、真庭森林組合より、2011年よりキロ12.5円で安定的に供給されていることを生産現場に出向き、確認しました。森林組合参事によると、この12.5円は、真庭庁舎に運ぶ運賃も含んだ額だそうです。さらに真庭市は、27年度よりチップ発電所、1万キロワットを稼働し、この森林組合から、年間5,000トンの乾燥チップが供給される予定だそうです。また、広島県府中町にあるマツダ関連企業に、庄原市内の業者より、自然乾燥による乾燥チップが、安定的に安価に供給されているということも確認されました。単価については、相手企業もあるということで、キロ20円以下としか知らされませんでしたが、庄原市内にもあったことで、疑念は深まりました。なぜなら、林業振興課の資料、乾燥チップの入手②に、市内には乾燥チップを生産している事業者はいないと断じられているからです。我々会派きずなは、市長提案の乾燥チップボイラーをペレット仕様に改造するという提案が覆ったわけですから、リフレッシュハウス東城も、さとやまペレットも、現状を維持する中で、少し時間をかけてでも、庄原市独自の林業政策を再度構築すべきと思います。今回、ジュオン関連の事業継承を模索していたグリーンプレジール社より、継承は困難との回答も出されました。もう自分たちで解決する道しか残されていないのではないでしょうか。そのためには、速度をもって、失われた10年を取り戻しましょう。提案いたします。議会として、林業活性化プロジェクトを立ち上げましょう。まずは、リフレッシュハウス東城に設置してあるチップボイラーの活用策について検討し、結論を出さなければなりません。次に、ジュオン問題をどう解決するかということになると思います。建物と機器の活用策を中心とした議論となるでしょうが、さとやまペレットの経営支援につなげたいと考えます。また、同時進行で民間の林業事業者、森林組合、木の駅関係者、学識経験者等とも連携し、庄原市の林業の向かうべき方向を早期に示す。我々は二度と同じ過ちを犯さないためにも、透明性を持たせたプロジェクトチームにしなければなりません。当然、執行者も同じテーブルで議論に加わり、最終的には、市内に関する研究機関として、森林アカデミーの設立をめざすべきと考えております。以上の提案も含めて、どうして会派きずなが修正案を提案したのか、ご理解いただけたものと思います。結論を急がず、少し時間をかけてでも、本当の市民の利益になる、市民が納得できる、血税の使い方であるべきとの思いから、修正案に賛成の立場で討論いたしました。多くの議員の賛同をいただけますよう、切にお願いし、私の賛成討論といたします。 ○竹内光義議長 他に討論はありませんか。それでは、次に、原案に賛成の討論から許します。ありませんか。次に、修正案に賛成の討論を許します。谷口隆明議員。     〔20番 谷口隆明議員 登壇〕 ◆20番(谷口隆明議員) 20番、日本共産党の谷口隆明です。本修正案に賛成の立場から討論を行います。私は、昨年9月議会の一般質問でも、本定例会の一般質問でも、一貫してチップボイラーで活用すべきという主張をしてまいりました。その主な理由は以下のとおりです。第1に、このペレット化の方針は、昨年1月11日と2月28日の議員全員協議会で説明があったように、前市長時代の方針の延長です。当時の資料を見ても、基本は全くそのままです。そのときは燃料価格もあり、年間効果額は120万円でしたが、年間300トンのペレットの利用は、さとやまペレット株式会社の売り上げ増につながり、経営安定化に資するということで、ぜひやりたいというように書いてありました。昨年9月の一般質問での答弁は、昨年2月の議員全員協議会での説明がそのままの答弁でした。この6月2日の議員全員協議会の説明では、それから1年間、客観的な比較検討が行われたとは思えません。さとやまペレットの経営安定は、ペレットの利用をいかに個人顧客に広げるかというのが一番のかぎだと思います。本当に庄原市民がこぞって環境に優しいまちづくりにするためには、そうした環境にやさしいまちづくりを市民参加でつくる、そのこと抜きには語れないと思います。それが本来の会社の公益性だというように思っています。したがって第2に、チップボイラーのよさをいかに引き出すかという検討の後が見られません。ペレットとチップボイラーの比較検討資料は、一つの例えであって、私から見れば余りにも大ざっぱ過ぎます。先進地でのペレットストーブの利用状況、あるいはチップの現在の実勢単価を反映しない、あくまで一つの試算に過ぎません。お隣の雲南市の事業導入経過や長野県栄村の事業導入診断などは、とても緻密で、かつ客観的で、だれが見てもわかるようになっています。第3に、一般質問でも述べましたが、私の聞き取りでは、庄原市内業者が県内企業の石炭混焼へ販売している木質チップの、ことし2月から5月の含水率が、ドライベースで42から45%をキープしています。このことは、議会で表明する以上、心配ですから何度も会社に確認しましたら、間違いないと言われました。また、設置ボイラーの業者に確認しても、それであれば十分使えるということでございました。仮に、この社長あるいは業者が言われたことが間違いであったにしても、年間通して庄原市では乾燥チップは無理だと言われますが、冬場は木の水は止まります。また、夏場はどんどん吸い上げますが、温度が高くて乾燥に適しています。自然はうまくできています。会社の社長が言われるように、チップヤードなど簡単な設備をつくれば自然乾燥で十分できるし、短期的にもそのほうが経費の節減やCO2の削減に大きく役立つことは言うまでもありません。第4に、市長の庄原いちばん施策の一つ、木の駅プロジェクトの成功。そのためには、地域の機運の醸成にエネルギーの地産地消が目に見えることがどれだけ重要か、力になるか言うまでもありません。東城地域の木の駅の実行委員会のメンバーの皆さん多くが、そのことを切に望んでおられます。庄原市にある自伐林家の育成、庄原市の林業の裾野を広げて、伐期を迎えつつある森林を生かしていく一つの入り口として、この木の駅は絶対に必要です。そのためにも、ぜひとも東城のチップボイラーを実現すべきだというように考えております。最後に、我々議員は確かに行政の専門家ではありません。しかし、市民代表としての直感や議員活動については、少しは考慮していただきたいとつくづく思っています。例えばバイオマス利活用事業のときも、あれだけ大規模なボールミルでの木粉生産は難しいんではないかという、最初は素人の直感から入って、いろいろ調査をして、この事業はうまくいかないということを指摘し続けてきました。破綻後も事業継承はあり得ないと繰り返してきました。素人の素朴な意見に真実があることもあります。ペレットの取得が予定より大幅に遅れているわけですから、あえて焦ることはないんではないかと私も思います。いま一度立ちどまって、執行者と議会、また関係者がひざを交えて、本当に将来に禍根を残さない道はどこにあるのか、もう少し考えてもいいんではないかと思います。そうした取り組みをした上で、市民みんなが納得できる結論を出してもいいのではないかというように、皆様に訴えたいと思います。関係者は、庄原市議会の動きに注目しています。議会人として、私はここ一番の賢明な判断をぜひとも求めて、賛成の討論といたします。 ○竹内光義議長 他に討論はありませんか。原案に賛成の討論から許します。ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○竹内光義議長 それでは次に、修正案に賛成の討論を許します。ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○竹内光義議長 なしと認め、討論を終結いたします。 これより議案第99号を採決いたします。まず、議案第99号に対する八谷文策議員ほか5名から提出された修正案を採決します。お諮りいたします。議案第99号修正案の賛否について投票ボタンを押してください。     〔投票〕 ○竹内光義議長 投票を終了いたします。 投票結果を報告します。投票総数19人、賛成6人、反対13人。以上のとおり賛成が少数であります。よって議案第99号修正案は否決をされました。 次に、原案について採決をいたします。お諮りします。議案第99号原案の賛否について投票ボタンを押してください。     〔投票〕 ○竹内光義議長 投票を終了いたします。 投票結果を報告します。投票総数19人、賛成15人、反対4人。以上のとおり賛成が多数であります。よって議案第99号は原案のとおり可決をされました。--------------------------------------- △日程第3 議案第90号 庄原市教育委員会委員の任命の同意について ○竹内光義議長 日程第3、議案第90号、庄原市教育委員会委員の任命の同意の件を議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。市長。 ◎木山耕三市長 議案第90号につきましてご説明を申し上げます。本案は、庄原市教育委員会委員の任命について、議会のご同意をお願いするものでございます。庄原市東本町二丁目28番13号、末信丈夫氏、昭和20年8月6日生まれを再任いたしたいと存じます。なお、経歴につきましては、参考資料のとおりでございますので、よろしくお願いを申し上げます。 ○竹内光義議長 これより、質疑に入ります。質疑はありませんか。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○竹内光義議長 宇江田豊彦議員。 ◆18番(宇江田豊彦議員) 再任の同意でございますが、私は前々から申し上げております。なぜ、教育委員の皆さん、県教委の直接かかわりのある人ばかりを教育委員として、認めているのかということを、私は質問を申し上げております。庄原に合った、庄原地域に根ざした教育の創造ということをですね、教育委員の皆さんにはぜひ模索していただきたいというふうに思っております。そういう意味で、またこういうことを続けられるのか、その辺についてお伺いをしたいと思います。 ○竹内光義議長 答弁。事務担当副市長。 ◎矢吹有司副市長 教育委員につきましても同様でございますが、人物重視でお願いしたもので、選任したものでございます。 ○竹内光義議長 宇江田豊彦議員。 ◆18番(宇江田豊彦議員) 私は人格についてお伺いをしているつもりはありません。形式の問題として、県教育委員会の非常につながりが強い方を教育委員として迎えるそのやり方について、いつまで続ける気かと、今後もそういう形で教育委員の選任をなさるのかということについてお伺いをしておるわけでございます。再度質問いたします。 ○竹内光義議長 答弁。事務担当副市長。 ◎矢吹有司副市長 あくまでも、人格、人物中心に選任をいたしていきます。 ○竹内光義議長 他にありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○竹内光義議長 なしと認め、質疑を終結いたします。 お諮りします。本案は委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○竹内光義議長 異議なしと認めます。よって委員会付託を省略することに決定をいたしました。 これより討論に入ります。討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○竹内光義議長 なしと認め、討論を終結いたします。 これより議案第90号を採決いたします。お諮りします。本案に同意することの賛否について投票ボタンを押してください。     〔投票〕 ○竹内光義議長 投票を終了いたします。 投票結果を報告します。投票総数19人、賛成18人、反対1人。以上のとおり賛成が多数であります。よって議案第90号は同意をされました。--------------------------------------- △日程第4 議案第91号 人権擁護委員候補者の推薦に意見を求めることについて ○竹内光義議長 日程第4、議案第91号、人権擁護委員候補者の推薦に意見を求める件を議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。市長。 ◎木山耕三市長 議案第91号につきましてご説明を申し上げます。本案は、前委員の辞任に伴う後任として、新たに庄原市本郷町253番地2、藤原惠氏、昭和25年5月25日生まれを選任するため、議会のご意見をいただくものでございます。人権擁護委員として、同氏は、人格、識見、経験などあらゆる面において適任と考え、候補者として推薦いたしたいと存じますので、議会のご同意をいただきたいと思います。なお、経歴につきましては参考資料のとおりでございます。よろしくお願いをいたします。 ○竹内光義議長 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○竹内光義議長 なしと認め質疑を終結いたします。 お諮りします。本案は委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○竹内光義議長 ご異議なしと認めます。よって委員会付託を省略することに決定をいたしました。 これより討論に入ります。討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○竹内光義議長 なしと認め、討論を終結いたします。 これより議案第91号を採決いたします。お諮りします。本案に同意することの賛否について投票ボタンを押してください。     〔投票〕 ○竹内光義議長 投票を終了いたします。 投票結果を報告します。投票総数19人、賛成19人、反対0人。以上のとおり賛成が全員であります。よって議案第91号は同意をされました。--------------------------------------- △日程第5 議案第92号 人権擁護委員候補者の推薦に意見を求めることについて ○竹内光義議長 日程第5、議案第92号、人権擁護委員候補者の推薦に意見を求める件を議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。市長。 ◎木山耕三市長 議案第92号につきましてご説明を申し上げます。本案は、任期満了に伴う人権擁護委員の再選について、議会のご意見をいただくものでございます。人権擁護委員として庄原市川西町1213番地、倉本昭伯氏、昭和20年4月14日生まれは、人格、識見、経験などあらゆる面において適任と考え、候補者として推薦したいと存じますので、議会のご同意をいただきたいと思います。なお、経歴につきましては参考資料のとおりでございます。よろしくお願い申し上げます。 ○竹内光義議長 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○竹内光義議長 なしと認め、質疑を終結いたします。 お諮りします。本案は委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○竹内光義議長 ご異議なしと認めます。よって委員会付託を省略することに決定をいたしました。 これより討論に入ります。討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○竹内光義議長 なしと認め討論を終結いたします。 これより議案第92号を採決いたします。お諮りします。本案に同意することの賛否について投票ボタンを押してください。     〔投票〕 ○竹内光義議長 投票を終了いたします。 投票結果を報告します。投票総数19人、賛成19人、反対0人。以上のとおり賛成が全員であります。よって議案第92号は同意をされました。--------------------------------------- △日程第6 議案第93号 人権擁護委員候補者の推薦に意見を求めることについて
    竹内光義議長 日程第6、議案第93号、人権擁護委員候補者の推薦に意見を求める件を議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。市長。 ◎木山耕三市長 議案第93号につきましてご説明を申し上げます。本案は、任期満了に伴う委員の後任として、新たに庄原市東城町粟田3227番地2、五十嵐恭子氏、昭和22年6月6日生まれを選任するため、議会のご意見をいただくものでございます。人権擁護委員として、同氏は、人格、識見、経験などあらゆる面において適任と考え、候補者として推薦したいと存じますので、議会のご同意をいただきたいと思います。なお、経歴につきましては参考資料のとおりでございます。よろしくお願い申し上げます。 ○竹内光義議長 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○竹内光義議長 なしと認め、質疑を終結いたします。 お諮りします。本案は委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○竹内光義議長 ご異議なしと認めます。よって委員会付託を省略することに決定をいたしました。 これより討論に入ります。討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○竹内光義議長 なしと認め討論を終結いたします。 これより議案第93号を採決いたします。お諮りします。本案に同意することの賛否について投票ボタンを押してください。     〔投票〕 ○竹内光義議長 投票を終了いたします。 投票結果を報告します。投票総数19人、賛成19人、反対0人。以上のとおり賛成が全員であります。よって議案第93号は同意をされました。--------------------------------------- △日程第7 議案第94号 人権擁護委員候補者の推薦に意見を求めることについて ○竹内光義議長 日程第7、議案第94号、人権擁護委員候補者の推薦に意見を求める件を議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。市長。 ◎木山耕三市長 議案第94号につきましてご説明を申し上げます。本案は、任期満了に伴う人権擁護委員の再選について、議会のご意見をいただくものでございます。人権擁護委員として庄原市東城町田黒130番地、瀧本壽司氏、昭和26年1月1日生まれは、人格、識見、経験などあらゆる面において適任と考え、候補者として推薦したいと存じますので、議会のご同意をいただきたいと思います。なお経歴につきましては参考資料のとおりでございます。よろしくお願い申し上げます。 ○竹内光義議長 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○竹内光義議長 なしと認め、質疑を終結いたします。 お諮りします。本案は委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○竹内光義議長 ご異議なしと認めます。よって委員会付託を省略することに決定をいたしました。 これより討論に入ります。討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○竹内光義議長 なしと認め、討論を終結いたします。 これより議案第94号を採決いたします。お諮りします。本案に同意することの賛否について投票ボタンを押してください。     〔投票〕 ○竹内光義議長 投票を終了いたします。 投票結果を報告します。投票総数19人、賛成19人、反対0人。以上のとおり賛成が全員であります。よって議案第94号は同意をされました。--------------------------------------- △日程第8 議案第95号 人権擁護委員候補者の推薦に意見を求めることについて ○竹内光義議長 日程第8、議案第95号、人権擁護委員候補者の推薦に意見を求める件を議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。市長。 ◎木山耕三市長 議案第95号につきましてご説明を申し上げます。本案は、任期満了に伴う人権擁護委員の再選について、議会のご意見をいただくものでございます。人権擁護委員として庄原市総領町稲草2066番地1、春田正治氏、昭和28年4月9日生まれは、人格、識見、経験などあらゆる面において適任と考え、候補者として推薦したいと存じますので、議会のご同意をいただきたいと思います。なお経歴につきましては参考資料のとおりでございます。よろしくお願い申し上げます。 ○竹内光義議長 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○竹内光義議長 なしと認め、質疑を終結いたします。 お諮りします。本案は委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○竹内光義議長 ご異議なしと認めます。よって委員会付託を省略することに決定をいたしました。 これより討論に入ります。討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○竹内光義議長 なしと認め討論を終結いたします。 これより議案第95号を採決いたします。お諮りします。本案に同意することの賛否について投票ボタンを押してください。     〔投票〕 ○竹内光義議長 投票を終了いたします。 投票結果を報告します。投票総数19人、賛成19人、反対0人。以上のとおり賛成が全員であります。よって議案第95号は同意をされました。--------------------------------------- △日程第9 議選第1号 庄原市農業委員会委員の推薦について ○竹内光義議長 日程第9、議選第1号、庄原市農業委員会委員の推薦の件を議題といたします。 お諮りします。推薦の方法は、議長の指名にしたいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○竹内光義議長 ご異議なしと認めます。よってさよう決定をいたします。 事務局長から指名案を朗読させます。 ◎前原伸一議会事務局長 指名案を朗読いたします。庄原市農業委員会委員候補者でございます。氏名、住所、生年月日の順に朗読いたします。まず、田邊幸美氏。庄原市西城町三坂864番地、昭和23年3月23日生まれ。次に、藤井佳子氏。庄原市東城町三坂284番地、昭和24年6月4日生まれ。次に、向田純子氏。庄原市高野町和南原741番地、昭和35年5月3日生まれ。最後に、松長百合子氏。庄原市比和町三河内690番地、昭和22年9月17日生まれ。以上4名でございます。 ○竹内光義議長 お諮りします。ただいま指名したとおり推薦することにご異議はありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○竹内光義議長 ご異議なしと認めます。よってただいま指名のとおり、庄原市農業委員会委員として推薦することに決定をいたしました。--------------------------------------- △日程第10 発議第6号 地方財政の充実・強化を求める意見書 ○竹内光義議長 日程第10、発議第6号、地方財政の充実・強化を求める意見書の件を議題とします。発議者から説明を求めます。総務財政常任委員会、垣内秀孝委員長。     〔15番 垣内秀孝議員 登壇〕 ◆15番(垣内秀孝議員) それでは、発議第6号、地方財政の充実・強化を求める意見書案について提案理由を申し述べさせていただきます。本意見書は、総務財政常任委員会の総意で提出するものであります。議員各位の理解とご賛同を賜りたいと存じます。お手元に配付しておりますように、公共サービスの質の確保と地方自治体の安定的な行政運営を実現するため、国と地方の十分な協議のもとで、平成27年度の地方財政計画、地方交付税総額を確保することを求めるものでございます。意見書案を読んで、提案にかえさせていただきます。地方財政の充実・強化を求める意見書案。被災地の復興、子育て、医療、介護などの社会保障、環境対策など、地方自治体が担う役割は年々拡大しており、地域の財政需要を的確に見積もり、これに見合う地方交付税及び一般財源総額を確保する必要があります。また、経済財政諮問会議などで、法人実効税率の見直しや、償却資産に係る固定資産税の減免などが議論されているが、公共サービスの質の確保を図るためにも、安定的かつ地域偏在性の小さい地方税財源を確立することが極めて重要であります。地方自治体の実態に見合った歳入・歳出を的確に見積もるためには、国と地方自治体の十分な協議を保障した上で、地方財政計画、地方税、地方交付税のあり方について決定する必要があります。公共サービスの質の確保と地方自治体の安定的な行政運営を実現するため、平成27年度の地方財政計画、地方交付税及び一般財源総額の拡大に向けて、政府に次の事項について強く求めるものであります。列記しておりますように1番といたしましては、1、地方財政計画、地方税のあり方、地方交付税総額の決定に当たっては、国の政策方針に基づき一方的に決するのではなく、国と地方の協議の場で十分な協議のもとに決定すること。以下、2項目から8項目まで列記しておりますが、一読いただければと思いますので省略いたします。以上8項目にわたりまして、地方自治法第99条の規定に基づき意見書を提出するものでございます。可決されますれば、内閣総理大臣、内閣官房長官、各関係大臣に送付いたすものでございます。皆様方のご賛同いただきますよう、提案理由とさせていただきます。 ○竹内光義議長 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○竹内光義議長 なしと認め、質疑を終結いたします。 本案は会議規則第38条第2項の規定により、委員会付託を省略いたします。 これより討論に入ります。討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○竹内光義議長 なしと認め討論を終結いたします。 これより発議第6号を採決いたします。お諮りします。本案の賛否について投票ボタンを押してください。     〔投票〕 ○竹内光義議長 投票を終了いたします。 投票結果を報告します。投票総数19人、賛成19人、反対0人。以上のとおり賛成が全員であります。よって発議第6号は原案のとおり決し、関係機関に送付することに決定をいたしました。--------------------------------------- △日程第11 発議第7号 ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成の拡充を求める意見書 ○竹内光義議長 日程第11、発議第7号、ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成の拡充を求める意見書の件を議題といたします。 発議者から説明を求めます。教育民生常任委員会、林高正委員長。     〔11番 林高正議員 登壇〕 ◆11番(林高正議員) 発議第7号、ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成の拡充を求める意見書案についてご説明申し上げます。めくっていただきますと、ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成の拡充を求める意見書案ということで、前文から記述がございます。下段の記のところ、1点目、2点目を朗読いたします。1点目、ウイルス性肝硬変・肝がんに係る医療費助成制度を創設すること。2点目、身体障害者福祉法上の肝機能障害による身体障害者手帳の認定基準を緩和し、患者の実態に応じた認定制度にすること。国に対し、ウイルス性肝硬変・肝がんに係る医療費助成制度を創設すること等により、ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成の拡充を強く求めるため、意見書を提出するものでございます。教育民生常任委員会では全会一致、全員賛成ということで提案させていただきます。議員各位の賛同をいただき、各方面に意見書を提出したいと思います。よろしくお願いいたします。 ○竹内光義議長 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○竹内光義議長 なしと認め、質疑を終結いたします。 本案は会議規則第38条第2項の規定により、委員会付託を省略いたします。 これより討論に入ります。討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○竹内光義議長 なしと認め、討論を終結いたします。 これより発議第7号を採決いたします。お諮りします。本案の賛否について投票ボタンを押してください。     〔投票〕 ○竹内光義議長 投票を終了いたします。 投票結果を報告します。投票総数19人、賛成19人、反対0人。以上のとおり賛成が全員であります。よって発議第7号は原案のとおり決し、関係機関に送付することに決定をいたしました。--------------------------------------- △日程第12 発議第8号 教育予算の拡充を求める意見書 ○竹内光義議長 日程第12、発議第8号、教育予算の拡充を求める意見書の件を議題といたします。 発議者から説明を求めます。教育民生常任委員会、林高正委員長。     〔11番 林高正議員 登壇〕 ◆11番(林高正議員) 発議第8号、教育予算の拡充を求める意見書。地方自治法第99条及び庄原市議会会議規則第14条第2項の規定により、別紙のとおり意見書を提出するものでございます。1枚おめくりいただきますと、意見書の内容が列記してございます。下段、1点目、少人数学級を推進すること。具体的学級規模は、OECD諸国並みの豊かな教育環境を整備するため、30人以下学級とすること。2点目、教育の機会均等と水準の維持向上を図るため、義務教育費国庫負担制度の国負担割合を2分の1に復元すること。ということで、以上、地方自治法第99条の規定に基づき、意見書を提出するということでございます。教育民生常任委員会では全員賛成、全会一致ということで、今回意見書を提出するものでございます。議員各位のご賛同をいただき、政府各方面へ意見書を送付したいというように考えております。ご賛同をよろしくお願いいたします。 ○竹内光義議長 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○竹内光義議長 なしと認め、質疑を終結いたします。 本案は会議規則第38条第2項の規定により、委員会付託を省略いたします。 これより討論に入ります。討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○竹内光義議長 なしと認め討論を終結いたします。 これより発議第8号を採決いたします。お諮りします。本案の賛否について投票ボタンを押してください。     〔投票〕 ○竹内光義議長 投票を終了いたします。 投票結果を報告します。投票総数19人、賛成19人、反対0人。以上のとおり賛成が全員であります。よって発議第8号は原案のとおり決し、関係機関に送付することに決定をいたしました。--------------------------------------- △日程第13 発議第9号 政府における農業改革に関する意見書 ○竹内光義議長 日程第13、発議第9号、政府における農業改革に関する意見書の件を議題といたします。 発議者から説明を求めます。産業建設常任委員会、門脇俊照委員長。     〔17番 門脇俊照議員 登壇〕 ◆17番(門脇俊照議員) 発議第9号について、産業建設常任委員会を代表して、提案理由を説明いたします。なお、この件につきましては委員会の総意であります。政府の規制改革会議は、平成26年6月13日、規制改革に関する第2次答申の農業分野において、農業委員会、農業生産法人、農業協同組合のあり方等の見直しについて取りまとめ、内閣総理大臣に提出されております。答申において、農業委員会制度では、農業委員を首長の選任制とした上で、農業委員と職務区別が明確でない農地利用推進委員を新設するなど、農業生産法人については、農業を企業化・大規模化し、農協については、中央会制度を自律的な新たな制度に移行することとし、将来的な姿が全く明確でなく、農業の現場に混乱をもたらす内容に感じられます。これら答申で示されたことは、農業委員会組織や農業協同組合の役割を軽視したものであり、また、高齢化や過疎化が著しく、農業の大規模化に限界のある中山間地域の本市にとっては、生活基盤である集落機能の維持も懸念されている実態を考えれば、現時点においては、受け入れがたい内容と言わざるを得ません。よって、農業分野の見直しに当たっては、意見書案に記した2点のことを実現されるよう、国の関係機関に強く要望しようとするものです。以下、二つありますので、読み上げさせてもらいます。農業改革を推進する上で、農業委員会、農業協同組合等が果たす役割を踏まえつつ、中山間地域の実情等にも配慮すること。性急に改革を推進することなく、農業者や農業団体、地域住民の意見を十分に踏まえた内容とすること。以上、地方自治法第99条の規定に基づき、意見書を提出するものとします。可決されましたら、内閣総理大臣、内閣官房長官、農林水産大臣、衆議院議長、参議院議長に送りたいと思います。皆様方のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○竹内光義議長 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○竹内光義議長 なしと認め、質疑を終結いたします。 本案は会議規則第38条第2項の規定により、委員会付託を省略いたします。 これより討論に入ります。討論はありませんか。松浦昇議員。 ◆9番(松浦昇議員) 日本共産党の松浦です。今、提案されております意見書に賛成の意見を申し上げ、討論を行いたいと思います。皆さんもご承知のように、急にこの改革というのが出てきたということは、私がいろいろ話す農家の方々の声であります。まず、この骨格を見ますと、今、提案者から説明がありましたように、農業委員会の役割は、昔は、今でも一緒なんですが、農家の利益を代表する農民議会、あるいは農地が農地として、農業生産に利するようにということで、農地の番人と言われてきました。これをなくそうとしています。大企業が農地を使ったり、所有したりすることの邪魔になる機関だという考え方であります。二つ目の農協は、総合性をなくし、協同組合の歴史を葬り去ることにつながります。例えば、25年度の庄原市の農協の経営状況は、この前総会がありましたが、利益が27億円台です。信用事業が10億、それから共済事業が約8億弱。あとが購買、利用、販売、これを合わせて27億数千万円になっています。まさに総合的に事業を展開して利益を得ているわけです。特に、指導部の状況を見ますと、9,000万円ぐらいかかって、3,000万円ぐらいが指導料で収益を上げていますが、5,000万円台が赤字という状況です。こういう中山間の地域で頑張っておる農協のあり方を解体する、こういう答申になっています。三つ目が、生産法人を企業がしやすくなる方向へ変えようとしています。今は、生産法人の過半数が、農業に従事をしているということが要件になっていますが、改革案では、1人以上ということになっています。こういうところも、企業がしやすくする、あるいは、農地保有を移行するための足場にやっぱりしていく第1段階だとも言われています。これらの政策は、農業者や国民が求めているものではありません。TPPを推進し、農業や農地、協同組合を巡るルール、安倍首相は岩盤規制だと攻撃し、新たなビジネスチャンスをねらう財界の要求を色濃く反映したものになっています。水田をはじめ、多様な家族経営によって支えられてきた地域農業と、集落の維持、国土環境の維持など、農家の努力を無視し、効率優先、利益追求を農業に持ち込むものであります。ことしは国連が定めた国際農家年です。家族経営の見直し、維持発展を援助することを呼びかけており、農協などは重要な役割を果たしている中心的な存在でもあります。けさの農業新聞の主張のところに、経済評論家であります関岡英之氏が登場され、次のように述べています。JA改革は、2011年2月、日米経済調和対話で米国側が提起したもので、信用と共済の分離で、共済事業に参入することを狙っていると指摘されています。安倍内閣の岩盤規制改革は、米国の財界と、それに便乗した日本の一部の大企業の利潤追求の方便にすぎないと断じておられます。国民は広範に連帯をして疑問の声を上げるべきではないかと指摘をされております。今後は、農産物の価格保障と直接支払いの充実による農業経営とその集団への支援、後継者に対する思い切った援助、こういったことこそが、国民の合意を広げていくことにもつながり、こういったことに政府は、力をそそぐべきだと考えています。提案者の意見に賛同し、賛成意見を述べ、討論といたします。 ○竹内光義議長 他に討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○竹内光義議長 なしと認め、討論を終結いたします。 これより発議第9号を採決いたします。お諮りします。本案の賛否について投票ボタンを押してください。     〔投票〕 ○竹内光義議長 投票を終了いたします。 投票結果を報告します。投票総数19人、賛成19人、反対0人。以上のとおり賛成が全員であります。よって発議第9号は原案のとおり決し、関係機関に送付することに決定をいたしました。--------------------------------------- △日程第14 議員派遣について ○竹内光義議長 日程第14、議員派遣の件を議題といたします。事務局長から朗読をさせます。 ◎前原伸一議会事務局長 議員派遣の件、次のとおり議員を派遣する。1、庄原市議会報告会。派遣の目的、議会基本条例に基づく議会報告会へ出席するため。派遣場所、東自治振興センターほか20会場。派遣期間、平成26年7月3日から7月18日までの間における11日間。派遣議員、議長を除く議員19名。詳細な派遣場所、派遣期間、派遣議員は別紙、議員派遣の件に記載のとおりです。以上でございます。 ○竹内光義議長 お諮りします。会議規則第167条第1項及び第2項の規定により、議員派遣については、ただいま朗読しましたとおり決定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○竹内光義議長 ご異議なしと認めます。よってさよう決定いたします。 なおこの際、お諮りいたします。ただいま決議された議員派遣の内容の変更があった場合、その決定については、議長に一任願いたいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○竹内光義議長 ご異議なしと認めます。よってさよう決定いたします。--------------------------------------- △日程第15 閉会中の継続審査について(各常任委員会の所管事務調査) ○竹内光義議長 日程第15、閉会中の継続審査の件を議題といたします。 各常任委員長から所管事務調査につき、庄原市議会会議規則第111条の規定により、諸般報告書への掲載をしております申出書のとおり、閉会中の継続審査の申し出があります。お諮りします。これを各常任委員長の申し出のとおり決定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○竹内光義議長 ご異議なしと認めます。よってさよう決定をいたします。---------------------------------------竹内光義議長 以上で、今期定例会に付議された案件はすべて議了をいたしました。これをもって本日の会議を閉じ、平成26年第3回庄原市議会定例会を閉会いたします。ありがとうございました。                         午後0時20分 閉会---------------------------------------   平成26年第3回庄原市議会 議決結果一覧(平成26年06月30日)種類番号分類事件名議決結果投票総数投票数1234567891011121314151617181920賛成反対五島 誠政野 太吉方明美近藤久子徳永泰臣福山権二堀井秀昭坂本義明松浦 昇横路政之林 高正田中五郎岡村信吉赤木忠徳垣内秀孝竹内光義門脇俊照宇江田豊彦八谷文策谷口隆明議案99予算平成26年度庄原市一般会計補正予算(第1号)に対する修正案否決19613◯×××◯×××◯×◯××××議長××◯◯議案99予算平成26年度庄原市一般会計補正予算(第1号)原案可決19154×◯◯◯◯◯◯◯×◯×◯◯◯◯議長◯◯◯×議案90一般庄原市教育委員会委員の任命の同意について同意19181◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯議長◯×◯◯議案91一般人権擁護委員候補者の推薦に意見を求めることについて同意19190◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯議長◯◯◯◯議案92一般人権擁護委員候補者の推薦に意見を求めることについて同意19190◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯議長◯◯◯◯議案93一般人権擁護委員候補者の推薦に意見を求めることについて同意19190◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯議長◯◯◯◯議案94一般人権擁護委員候補者の推薦に意見を求めることについて同意19190◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯議長◯◯◯◯議案95一般人権擁護委員候補者の推薦に意見を求めることについて同意19190◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯議長◯◯◯◯議選1一般庄原市農業委員会委員の推薦について推薦議選第1号は簡易採決を行いましたので、個人の賛否は表示しておりません。発議6一般地方財政の充実・強化を求める意見書原案可決19190◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯議長◯◯◯◯発議7一般ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成の拡充を求める意見書原案可決19190◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯議長◯◯◯◯発議8一般教育予算の拡充を求める意見書原案可決19190◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯議長◯◯◯◯発議9一般政府における農業改革に関する意見書原案可決19190◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯議長◯◯◯◯〔表示例〕 ◯・・・賛成  ×・・・反対  欠・・・欠席  議長・・・議長職(通常は採決に加わらない)  棄権・・・棄  除斥・・・除   地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。          庄原市議会議長      竹内光義          庄原市議会議員      福山権二          庄原市議会議員      堀井秀昭...